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11月17日(月曜日)、吉田地区自治実践会(生涯学習部会)主催による移動学習が行われ、桜川市にある「曜光山月山寺」と「富谷観音小山寺」へ行ってきました。
最初に訪れた月山寺では、住職が不在のため、奥様と住持の方にご案内いただきました。
境内にある月山寺美術館では、国および県指定の重要文化財十三点をはじめ、仏像・仏画・工芸品・古文書などの寺宝、さらに木村武山を代表する多くの美術品を拝見しました。
丁寧な解説により、寺院の歴史と文化の深さを学ぶことができました。

また、月山寺本堂では、県内に3箇所しかないとされる「過去・現在・未来」を表す御本尊についてご説明いただきました。
特に未来の御本尊は、本来1月3日のみ開扉される大変貴重な御本尊であり、その由来や意味についてご丁寧にご紹介いただきました。
午後に訪れた小山寺では、本堂に加え、国の重要文化財であり東日本最古の三重塔を見学しました。
静かな山寺の佇まいの中で、長い年月を経て守り継がれてきた塔の存在感に触れ、参加者一同深い感銘を受けました。
今回の移動学習を通じて、地域に残る貴重な文化財と信仰の歴史に触れることができ、大変有意義な1日となりました。