ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

健診の結果確認をしましょう

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2023年6月1日更新 印刷ページ表示

死因別死亡者数

水戸市では多くの人が「心疾患」や「脳血管疾患」で亡くなっています。
特定健診の受診結果を確認し健康づくりに役立ててください。
主な死因別死亡数の割合「水戸市令和3年版統計年報」

結果確認のポイント

過去の検査結果と比較することで、経年の傾向を把握することが大切です。
特に、急に数値が悪くなっている場合は放置せず医療機関を受診しましょう。

受診、確認、行動

腹囲

腹囲の画像

検査項目 適正値 ポイント
腹囲 男性85cm未満 内臓脂肪型肥満と「高血圧」、「高血糖」、「高脂質」が重なると生活習慣病のリスクが高まります。
女性90cm未満

BMI

体重

検査項目 適正値 ポイント
BMI

18.5以上
25.0未満

国際的な肥満の指標
体重(キログラム)÷身長(m)÷身長(m)で算出
ただし、BMIが適正でも運動習慣がない人は脂肪の割合が多い「隠れ肥満」になっているかもしれませんので過信は禁物です。

血圧

血圧の画像

検査項目 適正値 ポイント
血圧

収縮期血圧
130mmHg未満

血圧が高い状態が続くと心疾患や脳血管疾患の発生する危険性が高まります。
血圧が高い場合は、今までよりもっと減塩を心がけましょう。
18歳以上男性は1日7.5グラム未満、18歳以上女性は1日6.5グラム未満が厚生労働省の定める日本人の食事摂取基準(2015年版)における塩分摂取基準です。
世界保健機関(WHO)が定める基準は5グラム未満です。

【減塩のコツ】

  • めん類のスープは飲まずに残す
  • しょう油やソースは、かけるより、小皿を使い片面だけつける
  • 食塩の代わりに、香辛料や香味野菜を利用する
  • 酢や柑橘類の酸味で味付けをする

拡張期血圧
85mmHg未満

糖代謝

血液検査

検査項目 適正値 ポイント
空腹時血糖

100mg/dL未満

糖尿病に関する検査です。
糖尿病は進行すると、失明、透析などにもつながってしまう病気です。
初期は自覚症状がないので、まずは健診で値を知ることが大切です。
食事は、野菜から食べ始めましょう。

HbA1c 5.6%未満
尿糖 (-)

脂質

検査項目 適正値 ポイント
中性脂肪

150mg/dL未満

血液中のコレステロールが必要以上に多くなり、溜まってしまうと動脈硬化の原因となり、進行すると血管が狭くなったり、こぶ状になり、こぶが破れ血栓ができると心筋梗塞、脳梗塞を引き起こします。
調理方法を「揚げる」、「炒める」から「焼く」、「ゆでる」、「蒸す」に変更しましょう。

HDLコレステロール

40mg/dL以上

LDLコレステロール

120mg/dL未満

肝機能

肝臓

検査項目 適正値 ポイント

AST(GOT)

31U/L未満

肝臓の異常を調べる検査です。
数値が高いと肝機能障害が疑われます。特に、γーGT(γーGTP)はアルコールの摂取が多いと値が高くなります。
飲むときはほどほどにし、休肝日を設けましょう。

ALT(GPT)

31U/L未満

γ―GT(γーGTP)

51U/L未満

腎機能

腎臓

検査項目 適正値 ポイント

クレアチニン

男性

1.00mg/dL以下

クレアチニンの値が高い、尿蛋白が認められる場合は慢性腎臓病(CKD)の疑いがあります。
腎臓には細い血管がとおっており、老廃物を排出するだけではなく、水分と塩分を調整することで血圧を安定させる機能も果たしています。
そら豆と形が似ていると言われています。
高血圧、高血糖の状態は腎臓には負担になります。
減塩に取り組みましょう。

女性

0.70mg/dL以下

尿酸

7.0mg/dL以下

尿蛋白 (-)
尿潜血 (-)

健診の結果が適正だからといってすべての病気にかからないというわけではありません。
特定健康診査はメタボリックシンドロームに着目し、血圧、糖代謝、脂質等を検査します。
体調が思わしくないときは医療機関に相談しましょう。
また、がん検診も受けましょう。