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市議会のしくみ
市議会と市長
地方公共団体には、その意思や方針を決定する議決機関と議会の決定に基づいて実際に仕事を行う執行機関があります。
議決機関とは、条例や予算を定めたり、市政の方針を決定する機関で水戸市の場合は、市議会がこれにあたります。地方公共団体の意思決定の機関であり、この意思決定は、市議会の議決によって行われます。これに対して、執行機関とは、議会の議決に基づいて実際の仕事を行う機関で、市長を初め教育委員会、選挙管理委員会、監査委員などがこれにあたります。
市議会と市長は独立・対等の地位にあり、お互いに牽制しながらも、調和を保ちつつ、市民福祉の向上を目指して適切・公正な市政運営を行う仕組みとなっています。
議員
市議会は、住民の直接選挙によって選ばれた議員によって構成されています。
水戸市議会の場合、条例により議員定数を28人としております。市議会議員の任期は4年と定められており、現在の議員は、令和5年5月29日に就任しています。
議長と副議長
市議会を代表するのは議長です。議長は、対外的に市議会を代表するとともに、市議会が円滑に運営されるように努め、議場の秩序を保ちます。また、議会のさまざまな事務を統理し、処理するのも議長の仕事です。
副議長は、議長が事故や欠けた場合に、議長に代わってその職務を行います。
議長・副議長ともに、議員の中からそれぞれ選挙によって選ばれます。
会派
市議会では、所属政党や主義主張を同じくする議員がそれぞれ集まりをつくって活動しています。これを「会派」と呼んでいます。
水戸市議会では、3人以上の集まりを会派と呼び、2人以下の場合も会派に準じる扱いとしています。