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【「清水道深浅自瀧元七間町懸樋迄之図」東壁楼易二郎図写 文政7(1824)年7月 画像提供:水戸市上下水道局】
名称 | 笠原水道絵図(かさはらすいどうえず) |
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所在地 | 水戸市田野町1662番地の14 |
管理者 | 水戸市上下水道局 |
指定区分 | 市指定 |
指定年月日 | 令和7年2月10日 |
員数 | 8枚 |
本資料は、笠原水道の流路や配管構造を描写した絵図群です。
8枚の内訳は、水源地から紺屋町付近までを描いた大判の絵図が3枚、藤柄町から本六町目(現・本町3丁目)までを描いた絵図が2枚、本七町目(現・本町3丁目)から細谷町(現・城東5丁目)までを描いたものが2枚、裏新町(現・城東4丁目)付近を描いた絵図が1枚です。作成年代は、近世後期の文政7(1824)年から明治維新後の明治8(1875)年に及びます。近世の絵図については、一連の製作者として、水道係であった本三町目名主須原屋安次郎(東壁楼、北澤易二)の名が見えます。
笠原水道の全体像や細部構造、補修過程等について視覚面を含めて今日に伝える、優れた一次資料です。
本資料のうち、一部の絵図については、水戸市立図書館デジタルアーカイブ<外部リンク>にて閲覧できます。
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