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【大日本史編纂記録】
名称 | 大日本史編纂記録(だいにほんしへんさんきろく) |
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所在地 | 水戸市緑町2丁目1-15 |
管理者 | 茨城県立歴史館 |
指定区分 | 市指定 |
指定年月日 | 令和6年2月9日 |
員数 | 31冊 |
本資料は、『大日本史』の編纂過程において作成された資料群です。伝来過程は必ずしも明らかではありませんが、現在、京都大学総合博物館に249冊(以下「京大蔵資料」という。)が、茨城県立歴史館に31冊(以下「歴史館蔵資料」という。)が分けて保存されています。
古くは延宝8(1680)年、新しいものは文化4(1807)年までの資料が含まれ、京大蔵資料は、光圀存命中のものを中心とするのに対し、歴史館蔵資料はそれ以後のものを中心としています。
内容は、史料収集のため江戸から全国に派遣された彰考館員と、江戸の館員との往復書簡の案文が中心です。後に水戸にも彰考館が置かれるようになる(元禄11(1698)年)と、江戸・水戸間の往復書簡の案文が多くなります。
正徳5(1715)年の紀伝脱稿(正徳本)後も続けられた校訂、志表の編纂過程などを究明する上では欠かせない記録史料と言えます。
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