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獨杯集

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

濁杯集

名称

獨杯集(どくはいしゅう)

所在地

水戸市大町3-3-20

管理者

水戸市(寄託)

年代等

江戸時代

指定区分

市指定

指定年月日

平成25年2月8日

員数

4冊

 獨杯集は、江戸時代後期、塩崎村の芦葉斎喜燕(ろようさいきえん)が自らの作品を編集した句集です。喜燕こと吉川吉右衛門(よしかわきちえもん)は、塩崎村の庄屋の生まれで、遅月系の雅言堂滝江(がげんどうたきえ)に師事して俳諧をおさめました。獨杯集は、それぞれ天(てん)・地(ち)・玄(げん)・黄(こう)と題された4冊からなり、計1090句が収められています。
 水戸地方の俳諧は、文化文政期に盛行しましたが、その中心の一人であった遅月上人の弟子、雅言堂滝江が編集した「俳諧常陸千題(はいかいひたちせんだい)」が文化六年に出版され、この「俳諧常陸千題」には、喜燕の句が71句と、滝江に次いで最も多く収められるなど、喜燕の句が非常に高く評価されていたことがうかがえます。

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