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唯円道場跡伝承地

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

唯円道場跡伝承地の画像

名称

唯円道場跡伝承地
(ゆいえんどうじょうあとでんしょうち)

所在地

水戸市河和田町榎本3670のロ

管理者

報佛寺

年代等

鎌倉時代

指定区分

市指定

指定年月日

平成23年3月7日

 唯円は、元享元年(1321)~康永3年(1344)頃成立とされる『親鸞聖人門侶交名牒』に「常陸唯円」とあり、親鸞面授の弟子です。また、本願寺第三世覚如の伝記『慕帰絵詞』によれば、正応元(1288)年冬に「河和田の唯円」が京に赴き、本願寺で覚如を指導していました。さらに『存覚上人一期記』によれば、親鸞の孫唯善が「奥郡川和田」に住んでいたという記載があり、唯円の教えを受けたとみられます。
 報佛寺については、本尊台座銘に「当寺開基唯円大徳」とあり、唯円が開基であることが認められます。当寺は、現在は旧河和田城跡にありますが、元来、当地にあった念仏道場が起源とみられ、のちに寺として成立したと考えられます。その位置は、元禄2(1689)年に、水戸藩第2代藩主徳川光圀によって現在地に移転させられたと伝えられています。

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