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木造 十一面観音立像

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

十一面観音立像

名称

木造 十一面観音立像
(もくぞう じゅういちめんかんのんりゅうぞう)

所在地

水戸市飯富町

管理者

個人蔵

年代等

室町時代

指定区分

市指定

指定年月日

昭和47年11月28日

員数

1軀

 一木造(いちぼくづくり)、素地截金(きりがね)、像高は6.8cmです。ヒノキ材を用いた一材彫成で、頭部の頂上仏面や菩薩面などを矧付け(はぎつけ)ています。全体に壇像(だんぞう)(壇木に細密な彫刻をほどこした像)風に素地仕上げとしていますが、着衣には繊細な截金文様(金箔を細かく切った箔片で構成された文様)が認められます。頭部の仏面や菩薩面、さらに右手先や右側天衣遊離部などが失われるなど破損が多くみられます。制作年代は室町時代と伝えられています。

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