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名称 |
木造 狛犬(もくぞう こまいぬ) |
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所在地 |
水戸市八幡町8-54 |
管理者 |
八幡宮 |
年代等 |
室町時代 |
指定区分 |
市指定 |
指定年月日 |
平成21年2月6日 |
員数 |
1対 |
ともに頭を立て蹲踞(そんきょ)する一対の狛犬です。阿形は、頭および胸部を正面に向け、鬣(たてがみ)は大きく束目(たばめ)につくって垂れ、その先を巻き、両肩背中にかかります。瞋目(しんもく)開口、右前肢をやや前に出して伸ばし、後肢を屈して蹲踞します。吽形は閉口、頭だけ僅かに右に傾けるほかは、ほぼ阿形に準じます。構造は、ともに針葉樹材を用いた一木造り、彫眼です。各両前肢と両耳、尻尾を矧付けます。ただし吽形のみ腹部に矧板を当てています。当初は錆下地彩色、一部歯牙などに金箔を施したと思われますが、現状は剥落して古色となっています。
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