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木造 阿弥陀如来立像

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

阿弥陀如来立像

名称

木造 阿弥陀如来立像
(もくぞう あみだにょらいりゅうぞう)

所在地

水戸市吉沼町686

管理者

吉沼観音堂保存会

年代等

平安時代

指定区分

市指定

指定年月日

昭和37年2月24日

員数

1軀

 寄木造(よせきづくり)、彫眼、漆箔(しっぱく)、像高は97.5cmです。近くにあった元阿弥陀院の本尊であり、現在観音堂に安置されています。ヒノキ材を用い、頭・体部を前後二材矧ぎつけ、割首(わりくび)とする構造で、両手首、両足先などは後補です。像の螺髪(らはつ)は細粒に整い、面相は丸く、節目の両眼の表情も穏やかであり、肉身をおおう衲衣(のうえ)も浅い衣丈をたたんでおとなしく、その表情は面相、体軀ともに平安時代末の如来立像の特色をよく示しています。制作年代は12世紀末頃と考えられます。

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