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名称 |
木造 阿弥陀如来立像 |
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所在地 |
水戸市吉沼町686 |
管理者 |
吉沼観音堂保存会 |
年代等 |
平安時代 |
指定区分 |
市指定 |
指定年月日 |
昭和37年2月24日 |
員数 |
1軀 |
寄木造(よせきづくり)、彫眼、漆箔(しっぱく)、像高は97.5cmです。近くにあった元阿弥陀院の本尊であり、現在観音堂に安置されています。ヒノキ材を用い、頭・体部を前後二材矧ぎつけ、割首(わりくび)とする構造で、両手首、両足先などは後補です。像の螺髪(らはつ)は細粒に整い、面相は丸く、節目の両眼の表情も穏やかであり、肉身をおおう衲衣(のうえ)も浅い衣丈をたたんでおとなしく、その表情は面相、体軀ともに平安時代末の如来立像の特色をよく示しています。制作年代は12世紀末頃と考えられます。
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