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保和苑|水戸市地域文化財認定物件

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

保和苑

保和苑画像

名称 保和苑(ほわえん)
所在地(住所) 水戸市松本町13-19 ※二十三夜尊桂岸寺となり
管理者 水戸市
認定区分 水戸市地域記念物
文化財種別 名勝
認定範囲(地番) 水戸市松本町2287-1、同2284-1の一部、同2286の一部
認定日 令和2年3月11日

 大悲山保和院桂岸寺の庭園に起源を求められる都市公園です。水戸藩第2代藩主徳川光圀がこの庭園を愛し、保和園と名付けました。1926(大正15)年、地元有志によって整備が行われ、池に築山を配して「保和苑」と改称しました。池は「明星ヶ池」と称し、これはかつて水戸城下・下市にあった同名の池から名付けられたものです。

 1950(昭和25)年、桂岸寺より水戸市へ移管され、1961(昭和36)年に保和苑振興協議会(現保和苑周辺史跡観光連絡協議会)が発足し、以後現在まで苑の管理・運営に当たっています。昭和30年代、苑を拡張してあじさいの植栽が行われ、ほぼ現在の姿になりました。

 明星ヶ池を取り囲む苑路に沿うように、保和苑周辺史跡観光連絡協議会の手による多くのあじさいが植栽されています。特に毎年初夏には「水戸のあじさいまつり」が開催され、西洋あじさい、がくあじさいなどをはじめとする約100種6,000株のあじさいが咲き誇ります。

 地元の手により長らく存続してきた、当地域の近現代史を語るうえでは欠かすことのできない文化財であり、かつ、池や築山、庭石、花木などの日本庭園としての構成要件も満たす秀麗な景観を擁する名勝です。

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