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名称 |
銅造 釣燈籠(どうぞう つりとうろう) |
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所在地 |
水戸市緑町2-1-15 |
管理者 |
茨城県立歴史館(寄託) |
年代等 |
江戸時代 |
指定区分 |
市指定 |
指定年月日 |
昭和54年8月3日 |
員数 |
8基 |
燈籠は、古来の照明用具の1つで、かけて用いる「釣燈籠」と、地上に立てる「燈台」とに分けられます。その起源は明らかではありませんが、日本には、仏教伝来とともに、仏前の燃燈供養(ねんとうくよう)の仏具として入ってきました。燈台は、火を燃やす家形(やかた)を竿の上にのせた構造を持ち、この家形の部分が独立したものが釣燈籠で、それぞれ八角・六角・四角・円筒などの形と各種の意匠を持っています。
この釣燈籠は、宝珠に釣輪、火袋は六角形で、唐草の透彫り、その中央に短冊の銘板を組み入れてあります。正面は、蝶番で両面開きの扉をつけています。高さは51cmです。
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