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唐本一切経

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

唐本一切経の画像

名称

唐本一切経(からほんいっさいきょう)

所在地

水戸市緑町2-1-15

管理者

茨城県立歴史館(寄託)

年代等

鎌倉時代

指定区分

県指定

指定年月日

昭和42年11月24日

員数

2帖

 笠間の地を領した藤原姓宇都宮氏の一族笠間時朝(ときとも)が、建長7(1255)年に、常陸一の宮鹿島神宮に奉納した宋版一切経の一部です。宋版一切経は中国宋時代につくられた大蔵経典であり、当時、わが国の入宋僧たちによって多数持ち帰られました。
 時朝は鎌倉幕府御家人で、武人であると同時に歌人としても知られ、自ら歌集をつくるなど京風に心を寄せました。また、公家の信仰に近づき、京都の三十三間堂の再興には、千手観音2軀を寄進するなど、すぐれた文化人でした。

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