本文
名称 |
刀(勝村徳勝作) |
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所在地 |
水戸市袴塚 |
管理者 |
個人蔵 |
年代等 |
江戸時代 |
指定区分 |
市指定 |
指定年月日 |
平成8年2月23日 |
員数 |
1口 |
勝村徳勝は、通称勝村彦六と称し、文化6(1809)年水戸に生まれました。関内幸左衛徳宗に鍛刀術を学び、江戸に出て細川正義等にも学び、小石川水戸藩邸にて鍛刀していました。本刀は、本造りにして庵棟(いおりむね)は、身巾広く、中切先(ちゅうきっさき)、鍛は、柾目肌(まさめはだ)良く錬れ、地沸(じにえ)ついています。刃文は、直刃ほつれて互の目足(ぐのめあし)良く入り、刃沸よくつき冴えています。刃長は78.8cmで、反りは1.8cmです。
本刀は、水戸を代表する刀工、勝村徳勝の柾目(まさめ)鍛え(柾目鍛えは徳川斉昭の命による)の典型的な傑作です。
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