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鍍金仏

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

鍍金仏の画像

名称

鍍金仏(ときんぶつ)

所在地

水戸市緑町1-2-1

管理者

信願寺

年代等

鎌倉時代

指定区分

県指定

指定年月日

昭和29年8月18日

員数

1軀

 この像は、手首から先は失われたとみられ、来迎印を結ぶ木造の後補に変わっていますが、当初は刀印を結んだ善光寺式の中尊であると思われます。
 頭部は、肉髻(にっけい)を低く平らにまとめ、自髪(じはつ)部や髪際(はっさい)の波形など鎌倉時代の特徴がみられます。像高は、46.5cmで、両手首をのぞき本体は一鋳で造られています。頭の中まで空洞で、銅の厚さも薄く、内部もきれいに仕上げられています。全身の金箔も後補です。
 制作年代は、鎌倉時代中期と思われます。

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