本文
名称 |
鍍金仏(ときんぶつ) |
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所在地 |
水戸市緑町1-2-1 |
管理者 |
信願寺 |
年代等 |
鎌倉時代 |
指定区分 |
県指定 |
指定年月日 |
昭和29年8月18日 |
員数 |
1軀 |
この像は、手首から先は失われたとみられ、来迎印を結ぶ木造の後補に変わっていますが、当初は刀印を結んだ善光寺式の中尊であると思われます。
頭部は、肉髻(にっけい)を低く平らにまとめ、自髪(じはつ)部や髪際(はっさい)の波形など鎌倉時代の特徴がみられます。像高は、46.5cmで、両手首をのぞき本体は一鋳で造られています。頭の中まで空洞で、銅の厚さも薄く、内部もきれいに仕上げられています。全身の金箔も後補です。
制作年代は、鎌倉時代中期と思われます。
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