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訂正常陸国風土記版木(附箱板2枚)

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

訂正常陸国風土記版木

名称

訂正常陸国風土木版木(附箱板2枚)
(ていせいひたちのくにふどきはんぎ(つけたりはこいた2まい))

所在地

水戸市緑町2-1-15

管理者

茨城県立歴史館

年代等

江戸時代

指定区分

県指定

指定年月日

昭和60年12月16日

員数

1枚

 縦48.5cm、横24cm、刻字の凸面は3.3cmです。本資料は、水戸藩士西野宣明(水戸聴松軒)が「常陸風土記」を研究し、天保10(1839)年に出版したのが本物件です。県指定文化財として指定されているものは20枚1組ですが、本市に所在するのはそのうち1枚です。版木はサクラ材を用いた両面彫りで、刷面はかなり磨滅が見られますが保存状態は良好です。このとき印刷した版木は水戸藩に献上され、嘉永3(1850)年には水府蔵板として出版されました。また、元治元(1864)年には江戸の玉巌堂が金2両を納めて藩から借り、200部を出版しました。版木を収蔵した箱の一部である側板は縦41cm、横26cmで、1枚には、「水府聴松軒蔵板」とあり、他の1枚には「天保十三年壬寅正月」といずれも墨書されています。

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