本文
名称 |
大袖鎧(おおそでよろい) |
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所在地 |
水戸市千波町 |
管理者 |
個人蔵 |
年代等 |
室町時代 |
指定区分 |
県指定 |
指定年月日 |
昭和39年7月31日 |
員数 |
1領 |
胴の胸前板裏に雪ノ下久家の銘があります。草摺り(くさずり)および袖(つぼ袖)は、板札(いたざね)(一枚の板の札)を紺糸で素掛け縅(おどし)で、小鰭(こびれ)(肩部を守る小さな部品)一枚板です。籠手(こて)・臑当て(すねあて)も板金を多用するなど、総じて実用を主とした堅固なつくりで、胴中央に三階菱(さんがいびし)を金箔で描いています。小カルタ金鎖つなぎのマンチラを具足しています。兜は六十二間筋兜で、早乙女家利(いえとし)の銘があり、吹き返しには桐紋を据えています。小笠原家伝来と伝えられています。
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