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名称 |
大串貝塚(おおくしかいづか) |
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所在地 |
水戸市塩崎町1015-2 |
管理者 |
水戸市 |
年代等 |
縄文時代 |
指定区分 |
国指定 |
指定年月日 |
昭和45年5月11日 |
指定地 |
1,868平方メートル |
大串貝塚は、奈良時代前期に編纂された『常陸国風土記』に記載されていることで古くから知られており、文献に記載された貝塚としては世界最古で、これにまつわる巨人伝説とともに著名です。貝層は大串の大地の先端部の斜面を取り囲むように形成されており、A地点、B地点、C地点の3箇所に分かれています。貝層の形成時期は縄文時代前期の花積下層式期に遡ります。県内における当該期の貝塚は、常陸太田市築崎貝塚・同森東貝塚・小美玉市野中貝塚等が知られていますが、大串貝塚の規模・遺物量はこれらの遺跡をはるかに凌ぐもので、県内を代表する花積下層式期の貝塚として重要です。
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