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台渡里廃寺跡南方地区第1号工房跡出土資料

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

土製仏像鋳型須恵器杯

名称

台渡里廃寺跡南方地区第1号工房跡出土資料
(だいわたりはいじあとなんぽうちくだい1ごうこうぼうあとしゅつどしりょう)

所在地

水戸市塩崎町1064-1

管理者

水戸市

指定区分

市指定

指定年月日

平成23年10月28日

員数

1括

 本資料は、昭和46年に行われた台渡里廃寺跡南方地区の発掘調査で出土した遺物で、仏像鋳型3点、坩堝(るつぼ)4点、須恵器4点が一括で指定されています。本遺構は、その出土遺物から群衙周辺寺院の荘厳具を生産するための附属工房の跡と考えられます。
 坩堝は、銅を溶かして仏像鋳型に流し込む工程で使用されたもので、鋳型から作り出される仏像は、その図像及び形状から押出仏(おしだしぶつ)の原型とみられます。また、共伴して出土した須恵器のうち1点の底部には、「往生所」または「往生料」と読める墨書が認められます。

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