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太刀(銘則包作 附糸巻太刀拵)

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

太刀

名称

太刀(銘則包作 附糸巻太刀拵)
(たち(めいのりかねさくつけたりいとまきだちこしらえ))

所在地

水戸市緑町2-1-15

管理者

茨城県立歴史館(寄託)

年代等

鎌倉時代

指定区分

国指定

指定年月日

明治44年4月17日

 鎌倉時代中期の備前福岡一文字派の名工、則包作の数少ない作刀の一つです。この太刀は、徳川家康の佩刀で、水戸藩祖頼房に譲られ、頼房から東照宮に寄進されたものです。太刀は鎬造り(しのぎづくり)庵棟(いおりむね)、猪首(いくび)、刃紋は丁字乱れ(ちょうじみだれ)、鍛えは板目、目釘穴二個、佩表茎に「則包作」の銘があります。拵えは黒塗菊桐文高蒔絵の鞘、柄は茶糸菱巻、渡巻は金襴の糸巻太刀拵えで総金具は赤銅魚々子(しゃくどうかなこ)地に金小縁(きんこべり)をつけ、金高彫りの菊桐文散らしです。刃長は76.7cmで、反りは3.0cmです。

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