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1867年(慶応3年)に9代藩主斉昭の七男である15代将軍徳川慶喜によって大政奉還となりましたが、水戸藩では、藩内抗争が終息しないうちに明治維新を迎えることになりました。
1871年(明治4年)、廃藩置県により水戸藩は水戸県になり弘道館に県庁が置かれました。さらに同年、県の統合により茨城県ができ、水戸は県庁所在地になりました。
1888年(明治21年)の「市制町村制」の公布に基づき周辺の村の一部を編入し、1889年(明治22年)4月1日全国で最初に市制が施行された31市のうちのひとつとして水戸市が誕生しました。初代市長は服部正義、世帯数5052世帯、人口25591人でした。