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小野天神前遺跡出土土器

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

小野天神前遺跡出土土器の画像

名称

小野天神前遺跡出土土器
(おのてんじんまえいせきしゅつどどき)

所在地

水戸市緑町2-1-15

管理者

茨城県立歴史館

年代等

弥生時代

指定区分

県指定

指定年月日

平成16年11月25日

員数

19点

 常陸大宮市小野天神前遺跡から出土した弥生時代の壺形土器のうち19点です。耕作中に人面付土器が出土したことにより、昭和51(1976)年に茨城県立歴史館による学術調査がなされました。その中には人面付土器3点があり、いずれも土器の口頸部に人面が立体的に表現され、顔面輪郭、鼻、眉、耳は隆起線、目と口は粘土塊を貼り付け、その上から沈線を施しています。人面部には赤彩が見られるものもあります。その多くは、再葬墓に伴う骨壺として考えられ、弥生時代の宗教観や心性を知る手がかりとして重要な資料です。

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