本文
名称 |
紙本墨書 神皇正統記 六地蔵寺本 |
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所在地 |
水戸市六反田町767 |
管理者 |
六地蔵寺 |
年代等 |
室町時代 |
指定区分 |
県指定 |
指定年月日 |
平成16年1月8日 |
員数 |
3冊 |
北畠親房「神皇正統記」は、慈円「愚管抄」、新井白石「読史余論」と並び日本三大史論といわれ、日本文化史及び日本思想史上、重要な位置を占めています。
親房は南北朝動乱のなか、常陸国小田城(現つくば市)において延元4年(1339、暦応2)に「神皇正統記」初稿本を、興国4年(1343、康永2)その修訂本を書いています。
現在、初稿本、修訂本ともに原本は存在しませんが、六地蔵寺本は修訂本系統の中では最古とされる白山本(白山比め(口へんに羊)神社本)の系統に属し、書写年が判明している本で、現存している中では2番目に古い写本とされています。
六地蔵寺本は、第4世恵潤が大永8(1528)年に書写したもので、「大日本史」及び「群書類従」に大きな影響を与えました。
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