本文
名称 |
紙本淡彩 海島秋来 小川芋銭筆 |
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所在地 |
水戸市千波町666-1 |
管理者 |
茨城県近代美術館 |
指定区分 |
県指定 |
指定年月日 |
平成22年11月18日 |
員数 |
1幅 |
小川芋銭は、慶應4(1868)年に、牛久藩士の家に長男として生まれましたが、廃藩置県後、新治県城中村(現茨城県牛久市)に住み、農家となりました。その後、生涯ののほとんどを牛久沼のほとりで暮らした芋銭は、農村の風景や水辺の生き物を多く描き、特に河童の絵を多く描いたことから「河童の芋銭」としても知られています。
この作品は、芋銭晩年の昭和7(1932)年に描かれた作品で、千葉県銚子市の海鹿(あしか)島の風景を描いたといわれています。縦112cm、横95.6cmの大きさで、同年の日本美術院第19回展覧会に出品されています。本作品は、小川芋銭の代表作の1つとして貴重なものです。
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