本文
名称 |
三十六歌仙扁額 |
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所在地 |
水戸市緑町2-1-15 |
管理者 |
茨城県立歴史館(寄託) |
年代等 |
江戸時代 |
指定区分 |
市指定 |
指定年月日 |
平成5年4月14日 |
員数 |
36面 |
東照宮三十六歌仙扁額は、元和7(1621)年の当宮創立当時の作で、青蓮院(しょうれんいん)宮親筆と伝えられています。各歌仙とも上畳の上に座す通例の形をとっていますが、上に横長方形に界線を区切り金泥(きんでい)で草花を描き、あたかも華やかな料紙装飾(りょうしそうしょく)に歌を書しているように見せるところに特色があります。
歌仙の描線はいずれも優頸(ゆうけい)ですが、書も絵も必ずしも同一人の手によるとは思われません。水戸では徳川家に三十六歌仙絵が伝来していますが、他にはこの東照宮本より遡る歌仙絵は存在しないと思われます。
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