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三角縁神獣鏡残欠

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

三角縁神獣鏡残欠の画像

(ひたちなか市埋蔵文化財調査センター提供)

名称

三角縁神獣鏡残欠
(さんかくぶちしんじゅうきょうざんけつ)

所在地

水戸市緑町2-1-15

管理者

茨城県立歴史館(寄託)

年代等

古墳時代

指定区分

市指定

指定年月日

平成13年8月31日

 本鏡は、大正末年から昭和初年にかけて、市内大場町に位置する天神山地内の標高30メートルを測る舌状台地先端部の畑地から開墾の際に出土しました。その出土位置から、湮滅した大場天神山古墳に副葬された鏡である可能性が高いと思われます。平成3年に、奈良国立文化財研究所によって、三角縁波文帯神獣鏡であることが鑑定され、同笵鏡は確認されていないものの、その文様構成と形状の特徴から、中国製の可能性が高いことが明らかになりました。推定される直径は約22cm、内区厚1.2mm、外区厚3.0mm前後です。中国製三角縁神獣鏡としては、県内唯一の出土例です。

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