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左近詠草

ページID:0003073 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

左近詠草の画像

名称

左近詠草(さこんえいそう)

所在地

水戸市緑町2-1-15

管理者

茨城県立歴史館(寄託)

年代等

江戸時代

指定区分

市指定

指定年月日

昭和59年3月7日

員数

3冊

 左近詠草は、徳川光圀に仕えた左近局(村上氏)が、身近な生活を和歌に織り込んだもので、水戸市城東の矢野家に伝世したものです。村上左近局は、生母の婦里が頼房の息女(通姫)の乳母として仕えていたことから、15歳の年に頼房に召され、光圀夫人、そして光圀に仕えました。左近詠草は、村上左近局が光圀にまつわる思い出や身近事を、和歌や俳句にして自筆でしたためたもので、作品的にかなりレベルが高く、字体も整っています。内容的には、叙情的で心境を素直に描写したものが多く残されています。

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