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名称 |
黒漆金銅装八角神輿、台輪付き |
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所在地 |
水戸市八幡町8-54 |
管理者 |
八幡宮 |
年代等 |
江戸時代 |
指定区分 |
市指定 |
指定年月日 |
平成21年2月6日 |
員数 |
1基 |
当神輿は、八幡宮が白旗山の現地に宝永年間に移転したおり、遷座の際に御神体の遷座用として宝永2(1705)年に町内氏子が寄進して製作したことが、納入の銘札や部材の墨書から明らかになっています。その趣旨から、八幡宮の歴史を実証する遺物といえます。神輿の八角形の謂われは不詳ですが、御神体を安置するに相応しい荘厳な造りで、しかも入念な工作がなされています。建造物と工芸品では、構造的に異なる点がありますが、建築様式は禅宗様の技法が見出されます。組物や軒廻りの加工と取り付け工法は本格的で、細部様式に江戸中期の手法が見られます。
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