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絹本著色 六字経曼荼羅

ページID:0002786 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

六字経曼荼羅

名称

絹本著色 六字経曼荼羅
(けんぽんちゃくしょく ろくじきょうまんだら)

所在地

水戸市六反田町767

管理者

六地蔵寺

年代等

室町時代

指定区分

県指定

指定年月日

昭和50年3月25日

員数

1幅

 六字経曼荼羅は、調伏、息災のために修せられる六字経法の本尊として祀られるものです。この修法本尊の曼荼羅には多くの種類があります。本図は、大円光の中央に大日金輪(だいにちこんりん)を置き、周囲六円には上方から如意輪(にょいりん)、十一面、千手(せんじゅ)、馬頭(ばとう)、聖(しょう)、准胝(じゅんてん)の六観音、下辺の海中には両側に不動、大威徳(だいいとく)の両明王(みょうおう)が配されています。中央岩上には除魔のための円鏡を描き、まわりを六竜王がめぐっています。淡彩を基調とする彩色法ですが、諸尊の描線にはやや稚拙なところがみられます。制作は室町時代後期と考えられます。縦74.8cm、横37.4cmです。

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