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絹本著色 両界曼荼羅

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

両界曼荼羅1
​(金剛界)
両界曼荼羅2
​(胎蔵界)

名称

絹本著色 両界曼荼羅
(けんぽんちゃくしょく りょうかいまんだら)

所在地

水戸市六反田町767

管理者

六地蔵寺

年代等

室町時代

指定区分

県指定

指定年月日

昭和50年3月25日

員数

2幅

 両界曼荼羅は金剛界、胎蔵界からなり、真言密教教理の根本を示すもので、金剛界は表現の世界、胎蔵界は内在の世界を大日如来を中心とする密教諸仏、諸尊によって図示し、密教修法のために祀られています。本図は真言寺院で一般に祀られる空海請来(しょうらい)の通途のものに属し、諸仏の数もほぼ一致します。賦彩、描線ともに当初の彩色がよく残るが、像容表現にはやや崩れがみられ、制作は室町時代前半頃と考えられます。なお金剛界の画幅裏に墨書銘があり、六地蔵寺開山の宥覚(ゆうかく)から代々弟子達に伝えられたことと、度々修理が行われたことを知ることができます。金剛界(こんごうかい)は、縦156.8cm、横131.9cm、胎蔵界(たいぞうかい)は、縦157.0cm、横131.9cmです。

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