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絹本著色 弁財天画像

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

弁財天画像

名称

絹本著色 弁財天画像
(けんぽんちゃくしょく べんざいてんがぞう)

所在地

水戸市緑町2-1-15

管理者

茨城県立歴史館

年代等

室町時代

指定区分

県指定

指定年月日

昭和39年7月31日

員数

1幅

 切金・金泥で、21尊を1列、5尊を4段に描き、下部に本尊の弁財天を描いています。本尊の宝冠は特殊な形をなし、豊満な面相で、六手の最右手に劔(つるぎ)、左手に輪宝、他の手にも各持物があり、顔の様は切金です。本尊の両脇には17体の眷属(けんぞく)を従え、その下部左右に宝車、神馬を配し、下段は海に宝船を浮かべ、普遍の弁財天と異なる様式です。金泥併用と麻の葉の描き方、袖口の唐草等の様式などから、制作年代は鎌倉末期の影響を受けた室町時代の作と推測されます。幅48cm、縦102cmです。

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