本文
名称 |
絹本著色 弁財天画像 |
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所在地 |
水戸市緑町2-1-15 |
管理者 |
茨城県立歴史館 |
年代等 |
室町時代 |
指定区分 |
県指定 |
指定年月日 |
昭和39年7月31日 |
員数 |
1幅 |
切金・金泥で、21尊を1列、5尊を4段に描き、下部に本尊の弁財天を描いています。本尊の宝冠は特殊な形をなし、豊満な面相で、六手の最右手に劔(つるぎ)、左手に輪宝、他の手にも各持物があり、顔の様は切金です。本尊の両脇には17体の眷属(けんぞく)を従え、その下部左右に宝車、神馬を配し、下段は海に宝船を浮かべ、普遍の弁財天と異なる様式です。金泥併用と麻の葉の描き方、袖口の唐草等の様式などから、制作年代は鎌倉末期の影響を受けた室町時代の作と推測されます。幅48cm、縦102cmです。
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