本文
名称 |
絹本著色 十三仏図 |
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所在地 |
水戸市六反田町767 |
管理者 |
六地蔵寺 |
年代等 |
室町時代 |
指定区分 |
県指定 |
指定年月日 |
昭和50年3月25日 |
員数 |
1幅 |
衆生が死後にその罪業を裁かれる冥府(めいふ)を主宰するのが十王(じゅうおう)であり、その本地仏が、不動、釈迦、文殊、普賢、地蔵、弥勒、薬師、観音、勢至、阿弥陀の十仏です。それに阿閦(あしゃく)、大日、虚空蔵(こくぞう)の三仏を加えて一図としたものが十三仏図であり、中陰や年忌の法要に用いられることが多く、本図のように曼荼羅風に配されます。諸仏の配置は整然と描かれ、金泥に截金(きりがわ)彩色を加えるが、その描線にはのびがなく、全体に形式化がみられます。制作は室町時代末期と考えられます。縦108.0cm、横53.4cmです。
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