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絹本著色 十三仏図

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

絹本著色 十三仏図の画像

名称

絹本著色 十三仏図
(けんぽんちゃくしょく じゅうさんぶつず)

所在地

水戸市六反田町767

管理者

六地蔵寺

年代等

室町時代

指定区分

県指定

指定年月日

昭和50年3月25日

員数

1幅

 衆生が死後にその罪業を裁かれる冥府(めいふ)を主宰するのが十王(じゅうおう)であり、その本地仏が、不動、釈迦、文殊、普賢、地蔵、弥勒、薬師、観音、勢至、阿弥陀の十仏です。それに阿閦(あしゃく)、大日、虚空蔵(こくぞう)の三仏を加えて一図としたものが十三仏図であり、中陰や年忌の法要に用いられることが多く、本図のように曼荼羅風に配されます。諸仏の配置は整然と描かれ、金泥に截金(きりがわ)彩色を加えるが、その描線にはのびがなく、全体に形式化がみられます。制作は室町時代末期と考えられます。縦108.0cm、横53.4cmです。

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