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絹本彩色 阿房劫火 木村武山筆

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

阿房却火

名称

絹本彩色 阿房却火 木村武山筆
(けんぽんさいしょく あぼうごうか きむらぶざんひつ)

所在地

水戸市千波町666-1

管理者

茨城県近代美術館

指定区分

県指定

指定年月日

平成22年11月18日

員数

1幅

 木村武山は、横山大観らとともに、日本画の近代化に尽力した人物です。武山は、明治9(1876)年に、旧笠間藩士木村信義の長男として生まれ、幼少の頃から地元の南画家に師事していました。明治29年に東京美術学校(現東京芸術大学)卒業し、歴史画や、花鳥画、晩年近くには仏画を多く描きました。
 作品は、秦の始皇帝が造営した「阿房宮」が、項羽によって焼き払われ、3ヶ月間燃え続けたという、「史記」の記述を基にした歴史画です。本作品は、武山が31歳の時の作品で、明治40(1907)年開催の第1回文部省美術展覧会(文展)で3等賞を受賞しました。近代日本美術史を代表する絵画として、木村武山の代表作の1つとして、貴重な作品です。

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