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金銅化仏(銅造 文殊菩薩坐像)

ページID:0002648 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

金銅化仏

名称

金銅化仏(銅造 文殊菩薩坐像)
(こんどうけぶつ(どうぞう もんじゅぼさつざぞう))

所在地

水戸市千波町

管理者

個人蔵

年代等

鎌倉時代

指定区分

県指定

指定年月日

昭和44年3月20日

員数

1軀

 銅造、鍍金(ときん)で、像高は16.0cmです。宝冠をいただき、右手に宝剣をとり、左手に経巻を納める経箱をもち結跏趺坐(けっかふざ)する文殊菩薩像ですが、その品質、形状からみて、当初、円形の鏡板(かがみいた)をとりつけられていた懸仏(かけほとけ)の残欠と思われます。懸仏は神仏習合の結果、本地仏(ほんちぶつ)などを表わす一形式として用いられたもので、元来は鏡を表わす円板に主に鋳造で神仏などを表わしたものです。制作は鎌倉時代後半頃と考えられます。現在の台座は後補です。

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