本文
名称 |
金銅化仏(銅造 文殊菩薩坐像) |
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所在地 |
水戸市千波町 |
管理者 |
個人蔵 |
年代等 |
鎌倉時代 |
指定区分 |
県指定 |
指定年月日 |
昭和44年3月20日 |
員数 |
1軀 |
銅造、鍍金(ときん)で、像高は16.0cmです。宝冠をいただき、右手に宝剣をとり、左手に経巻を納める経箱をもち結跏趺坐(けっかふざ)する文殊菩薩像ですが、その品質、形状からみて、当初、円形の鏡板(かがみいた)をとりつけられていた懸仏(かけほとけ)の残欠と思われます。懸仏は神仏習合の結果、本地仏(ほんちぶつ)などを表わす一形式として用いられたもので、元来は鏡を表わす円板に主に鋳造で神仏などを表わしたものです。制作は鎌倉時代後半頃と考えられます。現在の台座は後補です。
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