本文
名称 |
吉田古墳(よしだこふん) |
---|---|
所在地 |
水戸市元吉田町345外 |
管理者 |
水戸市 |
年代等 |
古墳時代 |
指定区分 |
国指定 |
指定年月日 |
大正11年3月8日 |
指定地 |
2,319.64平方メートル |
員数 |
1基 |
吉田古墳は、水戸市街地と相対する吉田の台地上に所在する古墳です。墳丘は近世以降削平され、往時の姿を止めていませんが、内部主体は、南に開口する全長3mからなる軟質凝灰岩の板石で構築した横穴式石室です。大正3年4月に発掘され、銀環・鉄層等が発見されるとともに、石室奥壁には線刻で釵(ゆき)・刀子(とうす)・鉾(ほこ)等武具を主体とした壁画を施す特異な古墳として注目され、装飾古墳の研究上、高い学術的価値を有するものです。また、近年の調査により、八角形墳であることが確認されました。本古墳の営造年代は、主体部の型式や出土遺物から7世紀中葉に位置付けられるものと思われます。
※当ホームページに掲載されているすべての画像の複製・転載・流用・転売・複写等はご遠慮ください。
ご利用される場合は、水戸市教育委員会事務局教育部歴史文化財課までご連絡をお願いします。