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名称 |
笠原水道(かさはらすいどう) |
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所在地 |
水戸市笠原町993-1外 |
管理者 |
水戸市 |
年代等 |
江戸時代 |
指定区分 |
県指定 |
指定年月日 |
昭和13年3月11日 |
指定地 |
10,751平方メートル |
水路敷 |
5,219平方メートル |
水戸城下町は用水の便が悪く、なかでも下町住民は特に飲料水に不自由であったため、2代藩主光圀は、藩主就任直後の寛文2(1662)年、町奉行望月恒隆に水道設置を命じました。その調査に当たった平賀保秀は、笠原を水源地に選び、工事は永田勘衛門が担当して笠原から逆川に沿い、藤柄町まで岩樋を用いた暗渠を作り、備前堀を銅樋で渡して市街地に入り、細谷まで全長約10kmの水道が翌年完成しました。現在も水源地には藤田幽谷撰文の「浴徳泉記」の碑が建っています。
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