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名称 |
海後遺跡出土人面付土器 |
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所在地 |
水戸市緑町2-1-15 |
管理者 |
茨城県立歴史館 |
年代等 |
弥生時代 |
指定区分 |
県指定 |
指定年月日 |
平成14年12月25日 |
員数 |
1点 |
海後遺跡は、那珂郡那珂町(現那珂市)本米崎の標高約30mの台地上に立地する遺跡です。
器高42.0cm、口径15.4cm、底径10.0cm、完形の壺形土器で、口頸部に人面が立体的に表現されています。目には、沈線区画の内側に細かい刺突文が加えられ、口にも三角形状の沈線区画の内側に刺突文が施されています。耳は、人面輪郭に接する隆起突帯によってあらわされ、左右の耳朶部分に各2個の貫通孔があります。人面部の下部、土器の肩部と頸部の境にやや太い列点文がみられ、首飾りの表現と考えられます。
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