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海後遺跡出土人面付土器

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2022年8月1日更新 印刷ページ表示

海後遺跡出土人面付土器の画像

名称

海後遺跡出土人面付土器
(かいごいせきしゅつどじんめんつきどき)

所在地

水戸市緑町2-1-15

管理者

茨城県立歴史館

年代等

弥生時代

指定区分

県指定

指定年月日

平成14年12月25日

員数

1点

 海後遺跡は、那珂郡那珂町(現那珂市)本米崎の標高約30mの台地上に立地する遺跡です。
 器高42.0cm、口径15.4cm、底径10.0cm、完形の壺形土器で、口頸部に人面が立体的に表現されています。目には、沈線区画の内側に細かい刺突文が加えられ、口にも三角形状の沈線区画の内側に刺突文が施されています。耳は、人面輪郭に接する隆起突帯によってあらわされ、左右の耳朶部分に各2個の貫通孔があります。人面部の下部、土器の肩部と頸部の境にやや太い列点文がみられ、首飾りの表現と考えられます。

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