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名称 |
茨城県立水戸商業高等学校旧本館玄関 |
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所在地 |
水戸市新荘3-7-2 |
管理者 |
茨城県 |
年代等 |
明治時代 |
指定区分 |
国登録 |
指定年月日 |
平成8年12月20日 |
員数 |
1棟 |
明治37年4月の竣工で、設計は駒杵勤治です。造りは木造1階建てで、屋根はロココ調の、ドームを載せた丸みを帯びた形をしています。玄関や窓には半円アーチ形のものが用いられています。柱は石造風、内部の壁や天井は漆喰造りで、いずれも美しい装飾が施されています。昭和45年からの校舎改築のため取り壊されてしまいましたが、かつては玄関を中央とし左右に教室部分が伸びており、その優美な姿から新聞に「ヴェルサイユ宮殿を模した」と記されたほどでした。西洋風の建築に、日本建築の工法が用いられているのも特徴です。
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