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名称 |
鞍(くら) |
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所在地 |
水戸市大町3-3-20 |
管理者 |
市立博物館(寄託) |
年代等 |
江戸時代 |
指定区分 |
県指定 |
指定年月日 |
昭和37年10月24日 |
員数 |
1背 |
形態は、儀式や日常に用いられる水干(すいかん)鞍です。昭和38年に県指定文化財に指定された鐙と1具をなしています。加飾は、前輪(まえわ)・後輪(しずわ)表面及び鎧表面に、黒漆地に金蒔絵(きんまきえ)を施され、中央に槌車(つちぐるま)1基を大きく配し、流水文を全面に施して、淀の川瀬の水車を表わしています。
また、飛沫(ひまつ)・波頭や車輪などに錫系の泥を用いて添色している。「寛永八年二月□日」の銘があります。桃山時代蒔絵の様式を踏襲したものです。
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