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軍民坂湧水

ページID:0120760 更新日:2026年4月16日更新 印刷ページ表示

軍民坂湧水の画像            

名称

軍民坂湧水
(ぐんみんざかゆうすい)

所在地

水戸市上国井町地内

管理者

水戸市

認定区分

水戸市地域文化財

文化財種別

天然記念物

指定年月日

令和8年3月31日

軍民坂湧水は、上国井町にある軍民坂の途中から流れ出ている湧水です。水量は豊富で透明度も高く、地域の水源として利用されてきた歴史があります。

軍民坂は、昭和10(1935)年、当時亀井坂と呼ばれていた坂が急勾配で不便であったため、ダイナマイトを用いた大規模な坂の掘削工事が行われ完成しました。この工事は、昭和恐慌後の救農土木事業の一環として、水戸工兵第14連隊の陸軍と近隣住民の官民一体で行われたことから、「軍民坂」と呼ばれるようになりました。この時、ここにもともとあった「三国の滝」と呼ばれる滝の水脈が変わり、坂の途中から水が湧き出すようになりました。それが現在の軍民坂湧水です。

坂下の地域は良質の飲料水が確保できず苦労していたため、昭和35年、軍民坂湧水は簡易水道として整備され、この地の住民の生活改善に一役買うことになりました。昭和53年に上水道が導入された後も、地域の貴重な天然湧水として利用されています。

軍民坂湧水は、その誕生から地域住民の生活と密接な関わりを持ち、その後も生活用水として長らく維持・管理されて人びとの暮らしを支えてきました。地域住民等で構成される「上国井地域保存会」により定期的な水質検査が実施されるなど、今日に至るまで水資源としての保全と活用が図られており、地域の歴史を物語る貴重な文化財です。

 

 

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