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江川観音堂絵馬

ページID:0120749 更新日:2026年4月16日更新 印刷ページ表示

            江川観音堂の絵馬の画像

名称

江川観音堂絵馬
(えがわかんのんどうえま)

所在地

水戸市内原町522番地1

管理者

江川鹿島神社氏子会

年代等

文化13(1816)年から平成3(1991)年

指定区分

水戸市地域文化財

指定年月日

令和8年3月31日

員数

96点

内原江川地区を中心に信仰を集める江川観音堂に伝わる絵馬です。

年代を確認できるものだけでも、文化13(1816)年から平成3(1991)年までのものが残っており、一辺20センチメートル以下の小絵馬です。絵馬に描かれた図柄においては、鶏の描写が多いのが特徴です。現地に特定の伝承は残されていませんが、全国的には「鶏は夜鳴かない」ことから「赤子の夜泣き予防」に通じるという民間信仰があり、当地においても、安産・子育て祈願と結びついた可能性が高いと考えられます。また、女性が参詣している姿の図柄や女性の名前で奉納された絵馬も数点確認できます。江川観音堂では、平成初期まで江川地区の女性が観音堂に集まり、御詠歌をあげる会が行われ、安産を祈ってもらう風習があったとされます。同時期に「子安講」という女性の講組織も存在しており、観音堂は安産・子育ての信仰と結びついて、近隣地域の女性たちから広く崇敬を集めていたことがわかります。

江戸後期から平成初期までの長期間、江川観音堂が地域社会において安定した信仰対象であったことを物語る文化財です。

 

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