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水戸市内の地下水におけるPFOS・PFOAの調査結果と対応について

ページID:0095895 更新日:2025年3月19日更新 印刷ページ表示

本市において地下水における「PFOS(ピーフォス)及びPFOA(ピーフォア)※1調査を実施したところ,五軒町地内の飲用井戸1か所で暫定目標値※2(50ng※3/L)を超過する値が検出されました。

暫定目標値を超過した井戸の設置者に対しては,井戸水の飲用を中止するよう飲用指導を実施しています。

さらに,暫定目標値超過井戸周辺の住民に対する周知及び飲用指導も実施し,物質の広がり状況を把握するため,周辺飲用井戸の水質調査などを実施しました。

※1 PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)・PFOA(ペルフルオロオクタン酸)とは,有機フッ素化合物の一種であり,PFOSについては,半導体用反射防止剤・レジスト,金属メッキ処理剤,泡消火薬剤などに,PFOAについては,フッ素ポリマー加工助剤,界面活性剤など幅広い用途で使用されてきました。

※2 暫定目標値とは,体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2L飲用したとしても,この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられるレベルとして国が設定した数値です。

※3 ナノグラム(ng)は,10 億分の1グラムを表す単位

 

 結 果

  五軒町地内 飲用井戸1か所 90ng/L(PFOS・PFOA合算値)                             

 

 対 応

 (1) 暫定目標値超過井戸設置者への飲用指導

井戸水の飲用中止,既設の上水道利用を指導しました。

 (2) 周辺住民への周知・飲用指導

暫定目標値を超過した井戸周辺(概ね半径500m)を対象に市が個別訪問し,周知,飲用指導を実施しました。

 (3) 原因調査

暫定目標値超過井戸周辺地区において,過去の泡消火剤の使用,不法投棄,PFOS・PFOAを製造・使用していた事業所の立地などについて調査を行いましたが,現時点では原因となり得る要因は確認されておりません。

 (4) 物質の広がり状況を把握するための周辺飲用井戸の水質調査

環境省「PFOS及びPFOAに関する対応の手引き」に基づき,PFOS・PFOAの広がり状況を把握するため,暫定目標値超過井戸から概ね500mに位置する飲用井戸を選定し,追加の水質調査を実施しました。暫定目標値超過井戸周辺の飲用井戸について,暫定目標値超過は確認されていません。

 

  • 井戸水を飲用利用されている方は,水質検査を定期的に受検し,安全性を確認してからご利用していただくようお願いいたします。また,本市では,水道水におけるPFOS及びPFOAの検査を定期的に実施しております。飲用利用には,安全・安心な上水道への加入をおすすめいたします。 

 

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