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水戸市安全なまちづくり基本計画(第3次)について
計画策定の趣旨
市民が安全・安心を感じられる地域社会の実現のためには,継続して防犯活動に取り組む必要があります。
本計画は,第2次計画に基づくこれまでの取組を踏まえ,個人及び地域の継続的な防犯意識の高揚とともに,再犯防止や防犯設 備の拡充など,現状に合わせた見直しを行い,更なる安全・安心なまちづくりに向けて策定するものです。
計画期間
2024(令和6)年度から2028(令和10)年度までの5年間
目指す姿
町内会・自治会や小・中学校,防犯 ボランティア団体,警察等の関係機関との協働による取組の充実を図るため,本市独自の取組である安全なまちづくりモデル地区における活動をはじめとする各種施策を継続し,「みんなでつくる安全・安心を感じられるまち・水戸」を目指します。
基本方針
基本方針1 こどもや高齢者等の安全確保
警察と連携したSNS利用に関する教室やニセ電話 詐欺に関する教室,青少年相談員による街頭補導等の防犯教育の充実 を図るとともに,不審者や通学路での安全対策など,学校におけるこ どもの安全管理を推進します。
さらに,安心・安全見守り隊の拡充,こどもや女性,高齢者,犯罪 被害者等の防犯上配慮を必要とする者への対策を強化するなど,こど もや高齢者等の安全確保を進めます。
基本方針2 防犯力の高い地域・社会づくり
地域における防犯意識の醸成や防犯組織の育成・支援な ど,地域,事業者,行政等が一体となった施策を推進し,特に,青色 防犯パトロール,地域における挨拶・声掛けの励行,ながらパトロー ルの促進など,関係機関と連携した取組を強化します。
また,薬物乱用防止に向けた広報啓発活動の推進など,再犯防止に 向けた取り組みを強化することで,防犯力の高い地域・社会づくりを 進めます。
基本方針3 犯罪を未然に防ぐ環境づくり
防犯灯や防犯設備の拡充,防犯力の高い住宅・建築物,公共施設の整備等の推進とともに,管理不十分な空き家・空き地対策 の強化など,犯罪を未然に防ぐ環境づくりを進めます。
目標水準
指標 | 現況(2022年) | 目標(2028年) |
犯罪認知件数(年間) | 1610件 | 1430件 |