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お酒、正しく飲んでますか?

ページID:0095511 更新日:2025年3月12日更新 印刷ページ表示

お酒と上手につきあうために

楽しくお酒を飲むことで、ストレス解消等につながる方もいらっしゃいますが、飲酒は、生活習慣病の発症リスクが上昇します。また、がんの原因にもなります。さらには、アルコールは睡眠の質も量も低下させるなど体に影響を及ぼします。​​お酒と上手に付き合うために、厚生労働省では、国民それぞれの状況に応じた適切な飲酒量や飲酒行動の判断に役立てる「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン<外部リンク>」を作成しています。

みんなに知ってほしい飲酒のこと<外部リンク>

節度ある適度な飲酒量とは?

 アルコールによる影響には個人差があり、年齢、性別に加えて、体質等の違い、体調など個人のそのときの状態の状態によっても影響が変わりますが、厚生労働省は、健康日本21<外部リンク>「節度ある適度な飲酒は、1日平均純アルコールで20g程度」と示しています。

○女性は、アルコール分解速度が遅く、血中アルコール濃度が高くなりやすいことから、男性の2分の1程度の飲酒が適当と考えられています。

○高齢者は、体内の水分量が少ないため、アルコールを分解する際に、脱水状態になりやすいです。筋肉量も減り、アルコールの代謝機能も低下するため、アルコールを分解しきれず肝臓などの臓器への障害も引き起こします。飲酒は脳血管疾患、転倒による骨折、認知症など様々な疾患のリスクを高めるため、飲酒量を控えるよう推奨されています。

○少量の飲酒で顔面紅潮や吐き気、頭痛などを起こしやすい人も飲酒量を控えるよう推奨されています。

 

飲酒量(純アルコール量)について

摂取量(ml) × アルコール濃度(度数/100)× 0.8(アルコールの比重)
  例: ビール500ml(5%)の場合の純アルコール量
    500(ml) × 0.05 × 0.8 = 20(g)

純アルコール20g程度の目安

飲酒と病気の関係

アルコールは血液を通じて全身を巡り、全身の臓器に影響を与えます。
過度な飲酒が生活習慣病を引き起こすとされていましたが、お酒に含まれる純アルコール量1 日当たり 20g程度(週 150g)以上の飲酒を続けると大腸がん発症のリスクが上がるとされ、高血圧、男性の胃がん・食道がん、女性の出血性脳卒中などは、飲酒自体が発症のリスクをあげるとの結果を示した研究があります。

疾患別リスクと純アルコール量

「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」より​

 

水戸市の状況

水戸市特定健康診査から、お酒を飲まない方が多い一方で、お酒を飲む方は、1日の飲酒量が多い傾向にあります。

飲酒頻度と1日飲酒量のグラフ

自分の飲酒量を知り、見直し、健康的に過ごしましょう

飲んだお酒を選ぶと純アルコール量と分解時間のチェックができる「アルコールウォッチ」などを活用して、自分の飲酒量(純アルコール量)を把握しましょう。

自分の飲酒量を知り、飲酒量を見直し、お酒と上手に付き合い、健康的に過ごしましょう。

アルコールウォッチ<外部リンク>

 

 

 

【厚生労働省】飲酒に関する情報のまとめサイト<外部リンク> 

【厚生労働省】健康に配慮した飲酒に関するガイドライン<外部リンク> 

 

 

Adobe Reader<外部リンク>
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