本文
水戸市協働推進基本計画(第3次)
計画策定の趣旨
様々な社会構造の変化や市民ニーズに対応するためには,NPO・ボランティア団体,地域コミュニティ団体,企業,行政等がそれぞれの特性を生かしながら,連携・協力して課題解決に取り組むことがますます必要になっています。
本計画は,第2次計画に基づくこれまでの取組を踏まえ,あらゆる分野における市民と行政との協働によるまちづくりのより一層の推進を目指すために策定するものです。
計画期間
2024(令和6)年度から2028(令和10)年度までの5年間
目指す姿
より多くの市民がまちづくりに参加し,主役となって取り組むことができるためのつながりづくりや仕組みづくりに重点的に取り組むとともに,あらゆる分野において,NPO・ボランティア団体,地域コミュニティ団体,企業,行政等がそれぞれの特性を生かしながら共創し,協働に取り組むまちづくりを進め,「結ぶ,つながる,広がる,市民のネットワークがつくる,市民が主役の協働のまち」を目指します。
基本方針
基本方針1 市民意識の醸成とつながりの創出
協働の担い手である市民や市民活動団体の協働に対する意識の醸成を図ります。
市民活動への参加のきっかけづくりや団体同士が情報交換できる場づくりに取り組み,NPO・ボランティア団体,地域コミュニティ団体,企業,行政など,様々な主体間の相互理解によるネットワーク化を図ります。
団体の活動情報の積極的な発信や特に若い世代が市民活動に参加・体験できる機会の拡充を通して,まちづくりに主体的に取り組むことができるための環境づくりに取り組みます。
基本方針2 担い手の育成,支援
市民活動団体が新たな担い手の確保のほか,活動資金の獲得や情報発信のためのSNSをはじめとしたデジタル技術の活用等ができるよう,市民活動団体の運営力の向上や人材育成に向けた様々な支援を行います。
市民活動団体が,安定した組織運営により,活発に市民活動を展開できるよう,団体の組織基盤の強化をサポートする施策を推進します。
基本方針3 協働推進の仕組みづくり
NPO・ボランティア団体,地域コミュニティ団体,企業,行政等が連携・協力して地域の課題等に取り組めるよう,基本となるルールづくりや協働事業提案制度の拡充等により,団体が活動しやすい環境づくりを目指します。
また,本市でこれまでに取り組まれてきた様々な市民活動に対して,団体活動の継続・発展に向けた支援を行います。
さらには,より多くの市民及び市民活動団体がまちづくりに参加することができるための交流や対話の機会を設け,新たな取組へつなげるなど,協働のまちづくりを力強く推進します。
目標水準
《基本方針1》 市民意識の醸成とつながりの創出における目標水準
指標 |
現況 |
目標 |
こみっとフェスティバル来場者数(年間) |
1,000人 |
2,000人 |
地域活動やボランティア活動などに今後参加したいと回答する市民の割合 |
49.7% |
60.0% |
※の数値は参考値(令和元年度)
《基本方針2》 担い手の育成,支援における目標水準
指標 |
現況 |
目標 |
様々な団体との連携・協働事業実施数 |
101事業 |
170事業 |
NPO組織基盤・組織運営力アップセミナー参加者数(計画期間累計) | 72人 (2018(平成30)年度~ 2022(令和4)年度参考) |
140人 |
《基本方針3》 協働推進の仕組みづくりにおける目標水準
指標 |
現況 |
目標 |
協働事業提案制度事業実施数(累計) |
83件 |
120件 |