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高齢者の保健事業と介護予防等の一体的実施事業に取り組んでいます

ページID:0047772 更新日:2023年9月24日更新 印刷ページ表示

 現在の医療保険制度では、75歳に到達するとそれまで加入していた国民健康保険制度等から、後期高齢者医療保険制度へ移行するため、74歳までの健康状態や生活機能の課題に保健事業や介護予防事業が適切に接続されてこなかったという課題がありました。
 このため、令和2年度に「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律」が施行され、国により、市町村が高齢者の保健事業と介護予防を一体的に実施するための体制が整えられました。
 水戸市においても、この課題を解消し、高齢者が地域で健康的な生活を送れるよう、令和5年度から保健事業と介護予防の一体的実施事業に取り組んでいます。

高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施(イメージ図)
引用:厚生労働省ホームページ「高齢者の保健事業 基礎資料」より

高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)

健診結果や医療機関の受診状況から、対象者を抽出し、保健相談や保健指導等の寄り添った支援に努めます。

  1. 生活習慣病重症化予防
    健診結果から、生活習慣病の恐れのある方に、重症化を予防するために訪問等にて保健指導を行います。
  2. 糖尿病性腎症重症化予防
    血糖値が高く糖尿病の恐れがある方で、まだ医療機関を受診していない方と治療を中断されていると思われる方に、受診勧奨等のほか、訪問等にて保健指導等を行います。
  3. 健康状態不明者対策
    健康状態が不明な方の健康状態を把握し、健診や通いの場への参加勧奨のほか、必要に応じ、医療や介護等のサービスにつなげます。
    対象の方には、令和6年9月13日に質問票を郵送しました。用紙が届きましたら、必要事項を記入し、10月15日までに返信をお願いします。
    なお、返信がない方や記載内容から、健康づくり課または高齢者支援センターからお電話や訪問などを行う場合があります。
  4. 口腔機能低下予防
    口腔機能低下の恐れのある方に、訪問等にて口腔に関わる相談、保健指導を行います。

通いの場への関与等の取組(ポピュレーションアプローチ)

  1. 健康教室「いきいき健康クラブ」の参加者を対象に、フレイルや生活習慣病重症化予防等についての健康教育・健康相談を行います。各会場年2回実施しています。
  2. ショッピングモールにて健康相談の場を設けます(詳細が決まり次第掲載します)
  3. 集団健診会場にて歯科相談の場を設けます(詳細が決まり次第掲載します)

「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業」のデータ分析に関する研究について

水戸市と筑波大学医学医療系地域医療教育学では、医療・介護・健診等の情報を一体的に活用して、効果的な健康施策を立案・検証するために必要な分析を行うことを目的に、令和4年7月に協定を締結し、連携事業を進めています。

「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業」のデータ分析に関する研究について [PDFファイル/82KB]

 

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