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水戸市図書館基本計画(第3次)
計画策定の趣旨
本計画は、近年のめまぐるしい社会変化等に対応し、市民の自主的な学習活動を支援する知の拠点として、効率的・効果的な運営のもと、より一層の市民サービス向上を図るため、第6次総合計画と整合を図りながら策定しました。
計画の期間
2015(平成27)年度から2023(平成35)年度までの9年間
目指す姿
市民一人一人のニーズに即した学習活動を支えるとともに、暮らしや仕事に役立つ情報を積極的に提供していくなど、「地域の知の拠点として、学びを支え、暮らしに役立つ、市民との協働による魅力ある図書館」を目指します。
基本方針
基本方針1 市民一人一人の生涯にわたる学びを支える図書館づくり
幅広い市民各層の利用促進を図るため、持続可能で市民満足度の高い図書館運営を推進します。また、資料収集方針に基づき、市民の多様なニーズに応えることのできる資料収集を行うとともに、未来をリードする子どもたちをはじめ、市民一人一人の読書活動を推進します。
基本方針2 暮らしや仕事、まちづくりに役立つ情報を提供する時代に即した図書館づくり
個人や地域が抱える多様な課題解決の支援に向け、市民一人一人の暮らしや仕事に役立つ資料・情報を、その求めに応じてきめ細かく提供するとともに、高度情報化社会に対応するため、Ict(情報通信技術)を活用した図書館サービスを推進するほか、多様なメディアを活用した広報活動を展開します。
基本方針3 郷土の歴史や文化を次の世代へ継承する図書館づくり
本市の持つ歴史的な価値や文化を重視しながら、郷土について学ぶための手がかりとなる郷土・行政資料の収集や保存、提供に努めます。また、未来をリードする子どもたちをはじめ、あらゆる世代が郷土の歴史や文化を知ることを通して、郷土水戸に誇りと愛着を持つことができる環境づくりを推進します。
基本方針4 地域の活力を高める魅力あふれる図書館づくり
地域性を活かした特色ある館運営に向け、利用者の状況を踏まえたサービスや各地区の特性、ニーズに応じた資料の収集などを行います。また、多くの市民が集えるよう魅力ある事業を展開し、地域のにぎわいを生み出す図書館づくりに努めます。
基本方針5 多様な市民ニーズに応える市民との協働による図書館づくり
多様化する市民ニーズに対応するため、図書館ボランティアと行政との協働による事業を展開し、図書館サービスの質の向上に取り組みます。