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あなたの腎臓は大丈夫?CKD(慢性腎臓病)を予防しよう

ページID:[[open_page_id]] 更新日:2023年1月17日更新 印刷ページ表示

腎臓は、からだの中の老廃物を尿として排泄し、血液をきれいに保つ重要な働きがあります。

この機能がさまざまな理由で低下する「CKD(慢性腎臓病)」が問題になっています。

自覚症状がないまま進行し、その機能が失われてしまうと、腎不全で死に至る危険もあります。

成人の8人に1人がCKD(慢性腎臓病)

CKD(慢性腎臓病)とは、慢性に経過するすべての腎臓病のことを言います。

糖尿病や高血圧などの生活習慣病や慢性腎炎、加齢などさまざまな原因で腎臓の機能が低下してしまった状態がCKDです。

20歳以上の成人の8人に1人が該当するとされ、新たな国民病とまで言われています。

動画「あなたの腎臓大丈夫ですか?」(NPO法人日本腎臓病協会)

https://youtu.be/kCmXVUiaNvU<外部リンク>

CKD(慢性腎臓病)の定義​

下記の1、2のいずれか、または両方が3か月以上続いている場合

  1. 尿検査で尿たんぱく陽性、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らかであること
  2. GFR(eGFR)が60(mL/分/1.73平方メートル)未満に低下していること

※GFR:糸球体ろ過量といい、腎機能を表す指標

CKD(慢性腎臓病)の初期症状

慢性腎臓病(CKD)の初期は、自覚症状がほとんどありません。
それが、慢性腎臓病(CKD)の怖いところで、患者を増加させている原因でもあります。

CKDは、早期治療では回復しますが、一度あるレベルまで悪くなってしまうと、自然に治ることはありません。放っておくと、どんどん進行して、透析療法や腎臓移植を行わなければいけなくなる可能性があります。

CKD(慢性腎臓病)の予防

CKDの原因として最も多いのが高血圧や糖尿病などの生活習慣病です。
生活習慣病によって、血液中に過剰な糖分や脂肪分が増えたり、血圧が上がると、腎臓の血管を痛め、働きを低下させてしまいます。

適度な運動や生活習慣を見直して、CKDを予防しましょう。

1年に1回は健康診断を受けましょう!

尿検査や血液検査で自分の腎臓の働きを知ることができます。
CKDの早期発見のために、1年に1回は必ず健康診断を受けて自分のからだの状態を確認しましょう。
また、健康診断は受けて終わりではなく、結果に応じて、生活習慣の見直しや医療機関受診など、適切に対応しましょう。

水戸市の取り組み

水戸市では、水戸市国民健康保険の加入者で、集団健診を受診した結果が、尿たんぱく(+)以上またはeGFR 60未満の方に受診勧奨を行っています。
受診勧奨の通知が届いた方は、早めに医療機関を受診してください。