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水戸市空家等対策計画を策定しました
計画策定の趣旨
近年、社会情勢の変化等に伴い、空家等は増加傾向にあり、空家等が適切に管理されないことで、保安上や衛生上の問題など、地域住民の生活に影響を及ぼすことが心配されています。
本市としては、空家等対策の推進に関する特別措置法(以下「空家特措法」という。)及び水戸市空家等対策の推進に関する条例を踏まえ、空家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施し、地域住民の生命、身体または財産の保護、その生活環境の保全及び空家等の活用の促進による地域の活性化を実現するため、本計画を策定しました。
計画期間
2019(令和元)年度から2028(令和10)年度までの10年間
目指す姿 『快適な住環境づくりによる誰もが安全に安心して住めるまち・水戸』
空家等対策は、地域住民の生命、身体または財産を保護するとともに、その生活環境の保全を図るうえで、重要な問題であることから、目指す姿を「快適な住環境づくりによる誰もが安全に安心して住めるまち・水戸」と定め、実現のための施策を推進します。
基本方針
基本方針1 空家等の発生の抑制
市民と連携しながら、空家等となる可能性が高い建築物の情報を収集するとともに、それらの情報をデータベースとして集約し、空家等となる可能性が高い建築物の的確な把握に努めるほか、知識を有した専門家等を活用し、相談しやすい環境づくりに取り組むなど、空家等の発生の未然防止に取り組みます。
基本方針2 空家等の流通・利活用
空家等の積極的な流通・利活用を図るため、所有者等に、住宅診断(ホームインスペクション)の実施を促すとともに、民間事業者や教育研究機関等と連携し、流通ネットワーク等の構築を進めます。
基本方針3 空家等の適正管理
周辺の生活環境に影響を及ぼしている空家等について、空家等の所有者を対象とした講習会やリーフレット等を通して、その社会的影響や適切な管理の方法等を周知します。
また、特定空家等に指定した建築物について、所有者等に対し、周辺の生活環境の保全を図るための助言・指導を行うとともに、改善が見られない場合は、空家特措法に基づいた措置を実施します。
計画書データ
水戸市空家等対策計画(本編)[PDFファイル/9.71MB]