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水戸市雨水排水施設整備プログラム
計画策定の趣旨
本市の雨水排水施設は、中心市街地を対象に1953(昭和28)年から整備を開始しました。雨水排水施設は基本的に下流から順に整備を図るため、整備が完了するまでに膨大な時間と費用が必要となります。
このような状況の中、近年の局地的な集中豪雨や都市化の進展、緑地の減少に伴う雨水流出量の増加によって浸水被害が多く発生していることから、効率的かつ効果的な対策を行っていくためには、「どの場所から」・「どの程度の対策効果」を行うかを明確にする必要があります。
そこで、これまでの雨水排水施設の対策方針や整備内容を踏まえて、既存施設を有効に活用しながら早期に浸水被害の軽減を目指すものとして、「都市機能の確保」・「個人財産の保護」を目的とした『水戸市雨水排水施設整備プログラム』を策定するものとしました。
計画期間
2015(平成27)年度から2023(令和5)年度までの9年間
目指す姿
総合的な雨水対策により、浸水被害箇所の大幅な減少を目指します。
基本方針
- 早期に浸水被害の軽減を図るため、下流から順に行う幹線水路の整備とあわせて、既存施設を有効活用した雨水排水施設の整備を推進します。
- 限られた財源の中で、効率的かつ効果的に雨水排水施設を整備するため、重点地区を定めて、重点地区における被害箇所を優先的に整備します。
- 浸水被害の一層軽減を目指して、雨水貯留施設等によって地下への浸透や雨水の利活用を図るなど、市民、事業者との協働による雨水流出の抑制に向けた取り組みを促進していきます。
計画書データ
水戸市雨水排水施設整備プログラム【概要板】[PDFファイル/100KB]
水戸市雨水排水施設整備プログラム[PDFファイル/13.08MB]
中間見直しの実施について
2015(平成27)年度の策定から5年が経過し、雨水排水施設整備プログラムによる対策状況や近年の局所的豪雨による道路冠水状況を踏まえ、令和2年に中間見直しを行いました。